正式名称:「北海道潰瘍性大腸炎・クローン病友の会」(略称:北海道IBD)
結成:1990年4月8日
構成:指定難病の炎症性腸疾患(IBD:潰瘍性大腸炎とクローン病)の患者とその家族等
主な活動地域:北海道内(北海道内だけでなく、全国からもご入会をお待ちしています)
事務局:IBD会館 〒062-0933 札幌市豊平区平岸3条5丁目7-20りんご公園ハウス308
完治しにくい病気に罹ったことで、肉体的にも精神的にも辛く、また、若年者層の発症が多いことから、就労・就学などでの不自由やご苦労を多くの方が体験されていることと思います。これらの病気と分ったときの失望と不安はたとえようもなく大きなものであり、病気に関する有益情報も少なく、辛抱しても強がりをしてみても良くなりません。
「北海道IBD」は、こうした私たちが手をつなぎ、患者や家族同士の連帯を基礎に自立を目指す生活を築き,病気の再燃を防ぐと共に、この病気の原因究明,予防法治療法の確立と、全ての人への医療と福祉の充実と向上を願って活動しています。
あなたも「北海道IBD」に参加され、共に語り、考え、患者ご本人やご家族と力を合わせて、病苦を和らげ、生活の質的向上はもちろん、人生に希望を持って生きて行きましょう。
北海道IBDでは「食事療法」と「気持ち切替え療法」を提唱して、自分で病気をコントロールできるように助言しています。また、北海道IBDはIBD患者会の全国組織である「IBDネットワーク」と北海道難病連に加盟し活動しています。
北海道IBDは札幌市豊平区に事務局「IBD会館」を構え、毎週木曜日に会員のボランティアによるIBDに関する様々な相談(電話・FAX・来訪・電子メール)を受付けています。加えて病気の手引書「いきいきライフ」やIBD関連図書、健康食品の紹介などを行っています。
札幌を拠点に全道5つの支部(函館支部・旭川支部・北見支部・釧路支部・十勝支部)が共に活動し、医療講演などの教育学習活動・管理栄養士などの専門家の指導による料理教室・病気について知識を深める研修会・患者同士による親睦交流活動・レクリエーション活動など多彩で明るく楽しい活動をしています。また、苫小牧でも定期的に交流を行っています。
地図作成にあたっては「CraftMAP」さんの素材を使用しました